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高齢者見守りサービスの比較!オススメ8社の価格と口コミ→おすすめは駆けつけサービス

高齢者の見守りサービスの種類を大きく分類すると、以下1と2にグループ分けすることができます。

  1. 安否確認のみ
  2. 安否確認+緊急駆け付け

シニアの見守りにオススメのサービスはどれなのか?ランキングを先に知りたい方は、コチラから結論だけご覧ください。

目次

「安否確認のみ」のサービスの種類と機能比較

安否確認のみのサービスは、従来からある「訪問サービス」や「電話による安否確認」「インターネットを駆使した安否確認」など実に多岐にわたります。

以下のように分類し、各サービスの概要だけ先に説明します(※具体的なおすすめサービスは、後述します)

  • 訪問
  • 電話
  • 家電
  • センサー
  • カメラ

訪問による見守り

昔ながらの訪問サービスです。民生委員さんの定期見回りや、郵便局の訪問サービス、また宅配食を定期的に届けることで安否確認をする見守り方法もあります。

電話で安否確認

定期的に電話をしてくれるサービスや、自動音声への返答(プッシュボタンを押す)によって安否を確認するサービスがあります。

現在主流なのは、自動音声への返答で安否を確認する方法です。

家電による見守り

電球やポットなど、家電自体がインターネットに接続可能な仕様になっていて、家電の使用状況をメール通知で受け取ったり、ネットやアプリ上で閲覧することで安否を確認できます。

センサーによる見守り

トイレや玄関など、日常の生活動線にセンサーを取り付け、センサーに反応があるか遠隔地から確認できます。

一定時間センサーに反応が無いと、見守る側に通知が届く仕様になっていることが多く、定期的に安否を確認できます。

カメラで見守り

居間など生活空間に見守り専用のカメラを設置し、24h様子を確認できるようにします。

カメラ自体にスピーカー機能があり、会話できる製品もあります。

ただし、見守られる側のプライバシーには配慮が必要です。

ちなみに、もっと細かく見守りサービス内容別に分類し、詳細に解説しているサイトもあるので、以下に紹介しておきます。

(解説)高齢者見守りサービスを一覧比較サイト

「安否確認+緊急駆け付け」サービスの種類と機能比較

緊急駆けつけは「警備会社」が提供する独自のサービスです。基本的な仕様としては

  • 安否確認は、(主に)センサーで把握
  • 緊急駆けつけは、緊急ボタンを押すことで指令所が把握し、対処員が高齢者宅に急行。同時に(必要に応じ)救急車の手配をしてくれる。

安否確認用のセンサーは、主に空間センサー・開閉センサーで見守ります。

緊急駆けつけは、見守られる側が緊急ボタンを押した際に、通信センターに伝達され、緊急対処員が駆けつけます。

緊急ボタンでの通報方法としては

  • 壁に取り付けたコントローラーの非常ボタンを押す
  • 常に携帯できるペンダントタイプの非常ボタンを押す(握るタイプもアリ)

常に身に着けておくことができる「ペンダントタイプの非常ボタン」は、高齢者見守りにおいて非常に心強いアイテムと言えるでしょう。

【結論】高齢者見守りサービスのランキング1位&2位

  • 1位:ALSOKみまもりサポート
  • 2位:セコム 高齢者見守りサービス

なぜこの2つのサービスが、高齢者見守りサービスのランキング1位と2位なのか?

単純に、「万が一の際、緊急駆けつけがあるサービスだから」です。

手遅れになってからでは遅いので、緊急対応してくれるサービスは、総合的な観点で上位にランク付けするべきです。

緊急駆けつけサービスは、ALSOK社・セコム社以外にもサービスが存在しますが、おすすめしません。

なぜなら、なによりサービス提供元の信頼性が重要だからです。万が一の際の対応は、信頼がおける会社に任せるべきです。

ALSOK&セコムであれば、誰もが知る有名企業なので安心です。

なお、セコムではなくALSOKをランキング1位にした理由は、

  • セコムよりも月額料金が安い(傾向にある)
  • 基本プランを軸とした「オプションの選択自由度が高い」

のちほど詳しく説明します。

求めるニーズにあわせた見守りサービスの選択が重要

とはいえ「全ての人にALSOKやSECOMの緊急駆けつけサービスが必要!全員にオススメです!」というわけではありません。

  • 今は元気だけど、定期的な安否連絡で安心したい。

というような状況であれば、ひとまず安否確認だけのサービスを利用してみるのも1つの方法です。

安否確認サービスは、実に多種多様な種類があるので、おすすめできるサービスを紹介していきます。

【具体的サービス紹介】安否確認サービスおすすめ【6選】

緊急駆けつけのあるサービスを1位と2位にランク付けしましたが、全ての高齢者に「緊急駆けつけ」が必要とは限りません。

現時点では、定期的な安否確認だけで十分。という方もいらっしゃるでしょう。

ですからまずは「安否確認のみのサービス」を複数紹介し、それぞれの特徴・メリット・デメリットを比較できるようにします。

後半にいけばいくほど、より強固な見守りサービスとなっています。※用途に応じ使い分けるべきなので、ランキング形式には致しません

郵便局のみまもりサービス

項目詳細
料金月額2500円
見守り方法自宅訪問
見守り頻度月1回
メリット実際に局員が自宅に来てくれるので、細かい様子や変化がわかる。
デメリット月1回と頻度が少ない。

非常にアナログな方法ですが、郵便局員が毎月1回訪問し、見守り対象の高齢者の様子を確認し、生活状況は報告書として家族に送付してくれます。

実際に人間が訪問することで、孤独感の軽減や脳の刺激による認知症予防などにも効果があると言われています。

別料金のオプションサービスとして、みまもり電話サービスがあります。(追加料金 → 固定電話:月額+1070円、携帯電話:月額+1280円)

これは、毎日1回、ナレーターによる自動音声電話によって、体調確認をするものです。回答結果を指定の連絡先(家族)にメール連絡してくれます。

さらにオプションとして、有料の駆けつけサービスがありますが、これはあまりオススメしません。

なぜなら、見守る側(=高齢者の子供など)が「駆けつけの要請」をする必要があるからです。これは決して「緊急駆けつけサービス」とはいえず、本当の緊急時には役に立ちません。

要は「異常時・緊急時の自動駆けつけ」ではなく「要請したら駆けつけ」なので、緊急時には手遅れとなっているケースが大半なのです。

郵便局のみまもりサービスは、あくまで「定期訪問による見守りサービス」という認識が正しいです。

郵便局のみまもりサービス

宅配COOK123

項目詳細
料金1食577円~
見守り方法訪問による弁当の手渡し
見守り頻度月1回から毎日まで自由に選択可能
メリット訪問による見守りのため安心
デメリット料金は高め

高齢者専門の宅配弁当サービスです。お弁当を手渡しで届けることを基本とし、配達員による毎回の声掛けによって様子を確認してくれます。

訪問時に、チャイムを鳴らしても反応がない場合には、事前に設定した緊急連絡先宛に連絡が入ります。

弁当は、専属の管理栄養士が、70歳以上の高齢者を想定し、栄養基準に基づいた献立が考えられています。

選択できるメニュー(コース)が複数存在します。一例を挙げると

  • 普通食
  • カロリー・塩分調整食
  • 透析食
  • やわらか食

それぞれのお弁当で、ちょうどいい量、食感、大きさ、味付けに工夫がなされ、容器も開けやすい構造になっています。

宅配COOK123

らいふコール

項目詳細
料金月々200円~
見守り方法自動音声電話による安否確認
見守り頻度週1回から週7回まで選択可能
メリットとにかく安い、工事不要
デメリット見守り頻度は最大でも1日1回

らいふコールは激安の見守りサービスです。

決められた時間帯にらいふコールから自動音声で電話があり、提携質問に対してプッシュボタンでその日の健康状態を登録します。

健康状態の回答内容が、見守る側に対してメールで報告されます。

最大のメリットは料金が格安であること。

初期費用は無料で、自動音声電話での安否確認頻度に応じて、月額利用料金が変動します。

例えば、固定電話宛に、自動音声での安否確認を毎日行う場合、月額利用要は

150円+(7日×50円)=500円

わずか500円で毎日の安否確認が可能です。

デメリットは、見守り頻度が多くとも1日1回なので、万が一の緊急事態発生時には、リアルタイムで対応できないことです。

らいふコール

象印みまもりほっとライン

項目詳細
料金月額3300円(初期費用5500円)
見守り方法ポットの使用状況をモニタリング
見守り頻度1日3回
メリット日常に溶け込む家電のため、見守られる側に負担が掛からない。ネット回線などは一切不要
デメリット夏場でも頻繁に利用するかどうか

実は老舗のサービス。20年以上の実績があり、運営元も「象印」大手企業なので安心です。

ポット自体に通信機器が内蔵されているので、ネット環境不要かつWiFi機器も不要。さらに設置工事なども一切不要。

ポットを使用するたびに「使用状況(電源オンや給湯など)」がサーバー上に蓄積されます。

見守る側には、ポットの使用状況がメールで届きます。メール送付タイミングは1日3回で、任意の時間に設定可能です。

使用状況はグラフで1週間分確認できるので、なにか変化はないか時系列で確認できます。

ポット自体も高齢者が操作しやすいよう設計されており、軽く押すだけで給湯できたり、転倒時の湯漏れ対策なども機能として備わっています。

1か月の無料体験もあるので、試してみるものよいかと思います。

象印みまもりほっとライン

みまもり電池MaBeee

項目詳細
料金月額1078円(別途電池購入必要 1本3278円)
見守り方法家電利用状況の通知による安否見守り
見守り頻度家電使用ごとにリアルタイム通知
メリット既存の電池をMaBeeeに変えるだけなので楽、複数の家電で見守りできる
デメリット見守られる側もネット接続できるスマートフォンが必要

既存の単三電池を「みまもり電池MaBeee」に入れ替え、みまもりを行います。

みまもり電池自体にBluetoothの通信機能が備わっていて、電池をセットした家電を使用するたびに使用状況がネット回線を通じ、見守る側へと共有されます。

使用状況の確認には専用アプリが必要かつ、見守る側・見守られる側両方ともスマホが必要です。

みまもり電池MaBeeeのメリットは、リアルタイムで使用状況が通知されることです。

一定期間使用がない場合、アラート通知を受け取る設定も可能なので、「いつもと違う」を察知できます。

みまもり電池MaBeee

みまもりCUBE

項目詳細
料金月額5390円~
見守り方法カメラによる見守り
見守り頻度24h
メリットいつでも様子を確認できる
デメリット見守られる側のプライバシーに配慮が必要。月額利用料金が高め。

みまもりCUBEは、

  • カメラ機能
  • 検知機能(オプション:別途料金必要)
  • 双方向会話機能

これらが1つに一体化された見守り装置です。

居間などの生活空間に設置し、ライブ映像をいつでも確認できます。7日分の録画保存機能もアリ、遡って確認することも可能です。

検知機能は、「ドアの出入り」「ベッドからの離床」などの動きを検知し、動きを画像付きメールで通知してくれます。一定期間映像に変化が無かった場合、不在検知としてメールで通知してくれます。(いずれもオプションで別途料金必要)

みまもりCUBE自体が、マイク&スピーカーの役割を果たし、電話のように双方向で会話をすることも可能。

デメリットとしては、見守られる側のプライバシーに配慮が必要なこと。常にカメラで監視されているような状態になるので、きちんと納得した上で使用することが大事です。

また、月額料金も5390円~と、なかなかの高額設定です。

オプションの「検知機能」を付けると、月額+1100円必要なので、後述する「警備会社の緊急駆けつけサービス」よりも高額になります。

みまもりCUBE

【具体的サービス紹介】安否確認+緊急駆け付けサービスおすすめ【2選】

次に、安否確認に加えて、緊急駆け付けがセットになっているサービスを紹介します。

これまで紹介した「安否確認だけ」のサービスの問題点について

  • 緊急事態を リアルタイムに察知できない
  • ゆえに、緊急事態発生時 即座に対処(現地駆け付け)できない
  • 実際、異変に気が付いた時には、既に手遅れになっているケースが多発している

特に「持病や体調不安があって、急に倒れたりしないか心配」という方には、安否確認サービスだけでは不十分です。

万が一の際、見守られる側の命の危機を救いたいのであれば、緊急駆けつけが付属しているサービスを選ぶべきです。

既に述べましたが、緊急駆けつけアリのおすすめできるサービスは以下の2つです。

ALSOKみまもりサポート

項目詳細
料金1870円~(別途初期費用必要)
見守り方法開閉センサー(オプション)
見守り頻度常時(オプションの開閉センサー+非常通報ボタン)
メリット緊急駆けつけがある、サービス内容に対し月額料金が安い
デメリット初期費用が高額、オプション機能を多く付帯させる必要がある

ALSOKの「みまもりサポート」は、緊急時における救急車の手配&対処員が迅速に駆けつけするサービスです。

あらかじめ持病やかかりつけ病院を登録でき、緊急時の迅速な対応が可能です。

トイレのドアに開閉センサーを設置し、一定時間反応が無いと通信員から本人に安否確認が行われます。反応がないなど「異常」と判断された際には、対処員が自宅に緊急駆けつけします。

また、ペンダントタイプの非常通報ボタンを押すことで、ALSOKの通信センターに緊急通報でき、対処員の駆けつけと必要に応じ救急車の手配をしてくれます。

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なお、センサーでの見守りや、ペンダントタイプの非常通報の機器はオプション料金が別途必要です。

専用の装置を設置する必要があるため、これまで紹介したみまもりだけのサービスよりも初期費用は高額です。

初期費用ゼロプランも存在するので、ご自身のニーズに合わせたプラン選択が可能です。

→ALSOKみまもりサポート

セコム 高齢者見守りサービス

項目詳細
料金3410円~(別途初期費用必要)
見守り方法空間センサー
見守り頻度常時(空間センサー+非常通報ボタン)
メリット緊急駆けつけがある、簡易防犯サービスも付帯する
デメリット月額料金が高め、初期費用が高額

セコムの高齢者見守りサービスもALSOKのサービスと似ています。

ALSOKは開閉センサーによる見守りがメインでしたが、セコムは空間センサーを採用しています。

居間や廊下など生活動線上に空間センサーを設置し、動きを検知します。一定期間センサーに反応が無い場合、異常と判断し安否確認が行われます。

さらに、24時間体制でセコムの看護師に電話で相談できることはセコムのイチオシおすすめポイントです。

セコムは、空間センサーもペンダントタイプの非常通報ボタンもオプションではなく、プランに標準付帯しているのもポイント。

その他の機能も豊富で、機能が豊富すぎるが故に月額料金が高めになっている点は、ある種のデメリットとも言えます。

→セコムの高齢者見守りサービス

ALSOKとセコムの違い

アルソックは、月額利用料が安く、最小限の機能が搭載されています。

トイレのドアの開閉センサーや非常通報ボタンなど、必要な機能を有料オプション(別途料金必要)として付帯させていく方式です。

対してセコムは、見守りパッケージのようなイメージで、アルソックではオプションとなるセンサーや非常通報ボタンが月額利用料に含まれています。

その分、月額料金は高めです。

また、緊急対処員の待機所がどこにあるか?ということは重要な項目です。なぜなら、万が一の緊急事態発生時には「駆けつけまでの所要時間」が非常に重要だからです。

緊急対処員の待機場所については、防犯面のサービスにも関わってくるので、セキュリティの関係上、メールや電話での問い合わせでは絶対に教えてくれません。

両社とも資料請求し、営業員に直接内容を確認することが重要です。

結論:シニアの見守りは「緊急駆けつけサービス」が重要

基本的には、ALSOKまたはセコムの「安否確認+緊急駆け付けサービス」を選ぶべきだと考えています。

この組み合わせが最強で、緊急時には文字通り「救世主」となるからです。

安否確認だけのサービスを選んだ場合も、見守られる側の体調の悪化によって、結局「緊急駆け付けサービス」に移行した。というケースもよくあるパターンです。

まずは、両者とも全容を把握しておくことをオススメします。

→(公式)ALSOKみまもりサポート

→(公式)セコムの高齢者見守りサービス

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